25番刺繍糸の保管方法、色の比較しやすく、しまいやすい
前回は刺繍スタンドの紹介をしたので、今回は私の刺繍糸の保管方法を紹介します。ここ数年はこの方法で落ち着いています。
使いやすさと、省スペース重視の保管方法で、糸を選ぶ時と、使い終わってしまう時に楽です。初めからこの方法でやっていたのではなく、初めの数年は他の方の保管方法を検索して試したりしていました。
重視した点
- 安く済ませる
- 場所を取らない
- 作業台の上に常時は置かない
- 選びやすく、しまい易い
1色ずつ巻く
写真のような厚紙の上半分くらいに1色ずつ糸を巻きます。紙の左右には切り込みを入れてあって、糸の端はそこに挟みます。まだ使えそうな半端な糸は下の方に巻いておきます。
これをひとまとめにして保管するのですが、上の方だけに糸が固まるとまとめた時に分厚くなるので、下の方に新しい糸をまとめるなど様子を見て場所を変えます。
紙の上部には糸の番号を書いておく。ほとんどDMC25番糸なので番号だけ書いていますが、他メーカーの25番糸の場合メーカー名も書きます。色を選ぶ時に同系色は一気に見たいので、メーカーは混在してもOK。買い足す時にわかりやすいようにだけしておきます。
紙の種類が違いますが、二つ折りにしている方は紙が薄かったので折っただけです。でも大量にまとめてみた結果、分厚くなるので右のような紙の方がいいと思います。はじめは家にある何かの箱を再利用して使ってましたが、今は『板紙』というのを買って使うようにしています。A3くらいで数十円だった記憶です。
紙の長さは15cmくらい、幅は5〜6cmくらいです。長さをこの半分くらいで試したこともありましたが、半端な糸を保管できないのでこの長さが私にはちょうどでした。
半端な糸だけをまとめて保管したこともありましたが、それだと2箇所確認しないといけないので、同じ糸はひとつの紙にまとめています。
同系色で透明ケースに収納
全部の糸を紙に巻いたら、「同系色」でまとめます。箱は100均の書類ケース?を使っています。A4の書類が入るタイプのもの。下の写真のような感じです。こちらは緑系統と青系統。下の方に束のままの糸がありますが、これはまだ一度も使用していない色です。使う段階になったら紙に巻きます。
- 赤系統と紫系統のケース
- 緑系統と青系統のケース
- 黄色系統と茶色系統のケース
- モノトーン系統のケース
全部で4ケースあります。これを作業台の横のカラーボックスに立てて収納しています。
同系色のケースの中は糸の番号ではなく、似た色を近くに並べるようにしています。理由は色を選ぶ時に微妙な違いがわかるからです。私にはこれが重要です。綺麗に並べる必要はないけど、こんな感じです。番号ではなく、大体の見た目で並べているので、しまう時も楽です。だいたいこの辺、、、というところに戻します。
刺繍糸の見本帳も持っているのですが、作品の色を決めるときは、使う色を横に並べて検討します。小さい面積よりも広い方がパッとわかりやすいので大きさもこのくらいが私にはちょうどいいです。
私の場合は作る作品によって使う色が変わってしまうので、検討材料としてあまり使わない色も並べておきたいです。虫の作品を作っていたときは蛍光色を多用したし、動物の時には渋めの色、などその時期にはまっているもので変わってきます。
以前試した保管方法で、既に糸を数10cmでカットしてしまったものがあるので、糸の端が出ちゃって綺麗じゃないですが、新しい糸は長いまま巻くようにしています。
透明のケースに収納している理由は、中身がわかるので目的のケースだけすぐに手に取れるからです。以前は紙箱に収納したこともありましたが、箱を開けないと何系統か分からず不便でした。
このケースを使用している理由は、作業台に3つくらいは広げられるので、糸の色選びがしやすいです。蓋を閉めれば上にも重ねられます。作業台の上に収納したくない理由は、刺繍専用の場所ではないので上に置くものはすぐに退けられて広く使えるようにしたいから。
未使用の新しい糸
よく使う色は何束かずつストックしています。あまり増やしたくないのでお鍋の入っていた空き箱一つ分だけ。
こちらも同系色で一袋にまとめています。
同じ番号の糸は輪ゴムでとめて袋の中へ。この輪ゴムは劣化するので先日全部かけ変えました。
一時期大量にストックを買ってしまって5本も6本も同じ色があるので、今は多くても2〜3本のストックにとどめるようにしています。白と黒は多用するので別です。
他に金糸や種類の違う糸がありますが、少量なのでまとめて一箱に入れてしまっています。
以上が私の刺繍糸の保管方法です。
下に私が楽天で刺繍糸を購入するお店をリンクします。送料のことを考えると少量なら近所のお店で買おうと思って行ったりするんですが、欲しい色の在庫切れが結構あって、取り寄せてもらうと10本まとめて購入しないといけなかったりするので、結局ネット通販で買うことが多いです。