仕事道具iPad

アクセス解析を見ると、キャリブレーションの記事や、刺繍関連の仕事道具の記事を見にきてくれる方が多いので、他の仕事道具に関しても書いてみようと思いiPadに関して書きました。
写真はiPad pro 13(M4)、apple pencil pro、Tour Box Elite Plus。画面にはペーパーライクフィルムを貼ってあります。半日くらいしか使ってないのに、指の跡がベタベタついてます。筆圧が弱いのでペンが握りやすいように太くしてます。見た目は無視。
こちらが(刺繍作業以外で)一番長時間使う、お仕事道具セット。
所有しているiPad
- iPad 6
- iPad pro12.9インチ(第3世代)
- iPad mini A17pro
- iPad pro13インチ(第7世代)
2025年4月現在、上記の4台を所有しています。購入順序は上から順番で、上の2つは5〜6年ほど使いました。最新のOSのサポートが終わったり、終わりそうだと思ったので、それの代わりに下の2つを購入した流れです。
どれもApple Pencilが使えるタイプです。2025年4月現在、Apple Pencilも3種類持っています。。。。それぞれ対応しているペンが違うので3つもあります。
miniにした理由は一度も使ったことがないサイズなので興味があったのと、iPad6のサイズでは結局重たくて持ち歩かなかったので、今度は小さいサイズを購入しようと思いました。iPad proの方はProcreateの中に保存してるファイルが増えたので、新しい機種は容量を256から512にしました。
iPadで仕事する理由
iPadでProcreateというアプリで絵を描いています。Apple Pencilも使用しています。ペンの描きごこちとProcreateが自分に合っているので使い続けています。
iPadだけで完結するのか
私の場合は完結していません。絵本のような大きいサイズ(印刷用)のイラストを描く場合、レイヤーが足りなくなるので、パーツに分けて描いて、最終的にMacでPhotoshopとを使って全てを合体しています。もしかしたら1TB以上のストレージのiPadですとその必要はないのかもしれないですが、すごく高いので工夫して使っています。最終的な色の調整もPhotoshopでやっています。
カットイラストの場合は納品まで可能でした。
以前家族が倒れて遠方に駆けつけなくてはならず、戻る予定も未定な状態がありました。その時にiPad proを持参して、カットを描いてデザイナーさんにRGBからCMYKの変換をお願いして納品することが可能でした。イレギュラーでしたが、こういうことも可能でした。
刺繍の図案もiPadで
イラストと刺繍、両方の仕事でiPadを使っています。刺繍の場合もiPadとMacでPhotoshopを使って完成させています。レシピ作成のお仕事などの場合は、Illustratorも使っています。
なぜ複数台持っているのか
自分に合っているか分からなかったので、まずはお手頃価格なiPad6を購入して仕事で使ってみました。それでかなり使えるし、自分に合っていると思ったので、画面が大きくて性能が良いと言うiPad pro12.9第3世代を購入しました。iPad6→iPad pro12.9の間は1年数ヶ月くらいです。
iPad6のでも数百点のカットイラストをお仕事で描きましたので、高いのを買っても放置とかにはならず、しっかり使うだろうと言う実感がありました。
miniはiPad6が古くなったので、買い替えのつもりです。iPad6は最新のOSのサポートからはずれましたが、まだYouTubeなど見る分には使えるので処分していない状態です。
液晶タブレットは?
液晶タブレットも10年くらい前に購入して持っています。13インチの有線接続するタイプのものです。
お仕事でも使っていましたが、私にはiPadとProcreateとApple Pencilの組み合わせが快適でした。
描き心地とかそう言う感覚的なものなので、どちらが良いとかではなく好みの問題なのかなと思います。長時間使うものなので好みの問題は大事ですよね。
あとは持っている液タブが無線接続ではないので、太いケーブルが作業台の上で邪魔だったというのもあります。据え置きにはできない広さの作業場なので、使うたびに接続していたのですが、それも面倒で。ここも感覚なので相性だなと思います。
Illustratorも使いますが、これはMacで板タブのintuos4を使っています。板タブだと下を向かなくていいので、首が痛くならないんです。これも有線なので面倒なのですが、使う頻度が少ないので使い続けています。昔は使用頻度も高かったので15〜16年使っているしいつ壊れてもおかしくないし、よくもってくれてると思います。
絵を描く以外での使い道
デザフェス60に出展したのですが、これに合わせてAirPayを導入しました。iPadを連携してレジアプリを使ったのですが、便利でした!この時はiPad6を使っていましたが、osが対応した今はminiに変更しています。iPhoneでも使えるのですが、別にしておきたくてiPadにしました。
miniを使ってみてどうなのか
miniを購入して数ヶ月、毎回持ち歩くわけではないですが、以前よりも断然持ち歩いています。miniが見やすくて好きな理由には、「老眼が進んできた」というのも大きいと思います。老眼が始まる前は電子書籍もiPhoneで読んでましたから。
miniでもペンシルが使えるので絵をかけますが、画面の外に手が落ちてしまうと描きづらくて気になるタイプなので、本格的にminiで作業しようとは思いません。やっぱり集中して作業するなら大きい画面がいいです。でも非常時やアイデアのメモならminiでも頑張ってできると思います。
購入のタイミング
miniは発売されて割とすぐビックカメラで購入しました。本当はminiでAirPayをすぐに使いたかったのですが、まだAirPayの方がOSに対応していませんでした。(買ってから気がついた)
iPad pro13は新機種の発売から価格.comで値段観察を11ヶ月ほどやっていたら、値下がったタイミングがあったので、「11ヶ月も観察してたんだから、後悔するほど大幅に下がることはないだろう。もう少し安くなっても売り切れたら元も子もないし、私なりによく考えた」と思って買いました。我ながら11ヶ月も観察するなんて気が長い(しつこい)んだろうと思いましたけど、それだけ慎重に決めたなら後悔しないだろうと思いました。高いのでなかなか決心がつかなくて。。。安くなっても18万数千円しました。今みたらもう少し下がってましたが安く売ってるお店の数は減っていました。
前に使っていたMacが調子が悪くなってから慌てて買い替えたことがあり、不具合が出る前に買い替えないと選べないし、高くつくこともあると学習しました。
iPad pro13が手元に届いたその日に、古い方の機種が初めてブラックアウト(?)画面が真っ黒になって再起動しました。再起動で元に戻りましたが、これまで一度もそんなことにならなかったので焦りました。すごく仕事が忙しい時期だったので、新しいの購入しておいて良かったと思いました。
iPad pro 13へのクイックスタートでのデータ移行
新しい機種がちゃんと動くかどうかの確認は早くしたいので、1時間くらいで移行も終わるだろうと『クイックスタートで移行を始めたら6時間かかりました』大誤算です。これから移行する人気をつけてください。締め切り前とかにはやらない方がいいです。
参考までに、152GBを移行するのに6時間かかりました。一番容量をしめていたのはProcreateでした。新機種のOSが最新じゃなかったのでアップデートの時間も入っています。新旧の機種を近くに置かないと時間がかかるとか見かけたので、横にくっつけておいていました。
1時間くらいしたところで、初期不良かと思ってクイックスタートについてネットで検索したら、数時間かかることもあると見かけて続行しました。調べなかったら途中で再起動してたと思います。なのでこれから移行する人の参考になればいいなと思って、こちらにも書きました。
iPad pro 13の印象
本当に薄いです。外に持ち歩くことはほぼないのですが、折れ曲がりそうで怖い。ブラックを購入したらケーブルが黒で開封時驚きました。シルバーが良かったけど、ブラックの方が安かったのでブラックにしました。
apple pencil proの使い心地
こちらのペンはminiを購入した時に買っていたのですが、イラストは描いていませんでした。
iPad pro13で絵を描いてみたら、すごく快適です!まだブラシサイズがホバー状態で表示されている事しかわかってないですが、それだけでもかなり快適です。iPad proを新しくしてサクサク動いて快適とは思ったけど、正直いうとペンの進化の方が感動しました。
ここまでは以前から書いてた文章プラス、iPad pro13にデータ移行して、丸一日くらいでの記録です。もっと使い続けて追記したいことが出てきたら、こちらに追記します。