刺繍枠の保管方法や工夫
刺繍枠の保管方法や作業しやすいようにやっている工夫についての記事を書きたいと思います。
木製の刺繍枠を使っていて、サイズは下記のものを持っています。全て直径のサイズです。
小さいサイズの2つはキリの悪い数字でしたが、買った時の袋などを捨ててしまっているので、商品説明としてどうなっていたかは不明です。
- 21cm
- 18cm
- 15cm
- 12cm
- 約10.5cm(中途半端な数字)
- 約8.5cm(中途半端な数字)
一番多用しているのは12cmと10.5cmのものです。作品の大きさに関わらず刺繍する部分の布が、ピンッと張るように付け替えながら作業するので、手に持ったときに作業しやすいサイズが使いやすいです。昔は15cmのサイズのを多用していました。
保管について
各サイズ最低1つは身近に置いてあります。15cm以下の小さい枠をよく使います。
ケースは100均に売っている書類ケースです。深さが2cmくらいで、糸を収納しているA4のケースよりも浅いですが、全体の大きさはA4よりもふたまわりくらい大きいです。たまたま家にあったのを使いました。埃も防げるし、棚に立て収納できるので便利です。ずっとこの方法で収納しています。

作業しやすいように工夫
刺繍枠は作業用のため、内側の枠に綿のリボンを巻いて、滑り止めにしています。見た目はすっきりとしていて気に入っているのですが、あまりクッション性がありません。もうちょっとクッション性が欲しいので、外の枠の方に別の布を巻いてみようかなと考えていてやってみました。
ちなみに、作業用ではない展示の時などに使う枠には布などは巻いていません。


100均で包帯を買ってきてそれを巻き付けました。伸縮包帯でテープなどで止めなくても包帯同士がくっつく商品です。私がみた店舗ではこれ以外の包帯は見当たりませんでした。今回はMサイズを実際に巻いてみました。

左は外側の枠にだけ伸縮包帯を巻いています。右は内側に綿のリボンを巻いてあり、外側は伸縮包帯を巻きました。

巻終わり部分は手で押さえるとくっつくので、片方はそのまま、片方は刺繍糸でかがりました。このまま両方使ってみて、どうなっていくか見たいと思います。
包帯を使ったのは母が昔そうやっていたからです。こういうくっつく包帯ではなかったです。
普通の布と違うところは滑りが悪い!ベタつくわけではないけどちょっとゴムっぽい感じです。これがいいのか悪いのかは、実際の作業で使い続けてみないとわからないので、このまま使ってみます。
伸縮性があって枠にフィットするし、巻き付けた部分がくっついて解けないので、巻き付け流作業はやすかったです。数分でできます。見た目は可愛くはないし、もしかしたら白いので汚れが目立つのが早いかもしれません。そこら辺も観察したいです。
Mサイズで、ちょうどこの2つの刺繍枠をギリギリ巻くことができました。本当にギリギリだったので、もうちょっと引っ張って巻き付ければ、もう少し余裕をもって巻き終わることができたと思います。
試しに制作中の布を挟んでみましたが、布がしっかり張るように感じます。すでに刺繍済みの部分に当たると滑らない感じがサテンステッチなどの糸を弛ませたりしないか不安なので、ステッチ済みの上から布を被せてから挟んでみたりもしました。そういう工夫はこれまでもやっていたので、同様に工夫して使ってみます。


糸の収納方法のブログを読んでくださる方が多いので、刺繍枠の記事も書いてみました。










